昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

こぬか漁の夏

2007.06.29 (Fri)

日本海に注ぐ岸田川の支流・春来川である。その春来川の源流に程近いこの辺りは、川が暴れる度にその表情を変えていた。梅雨時や台風が来るといつもそうであった。

毎年のように表情を変えるその川が、ボクは大好きであった。だから、徘徊の多くは川で始まる。その川の真ん中に、畳一帖ほどの広さの薄茶色の丸い岩があった。そこには手の平大の窪みがあって、いつも水が溜まっていた。

その大岩を取り巻く、ごつごつした大小の岩がパズルをひっくり返したように散乱し、梅雨の合間の強烈な日射しを受けて、まるで宝石のように輝いていた。ボクは、もうすぐ訪れるその鮮やかな季節を、ワクワクして待った。

岩の隙間が深い草に覆われる。その青さに絡むように、鏡のような水がゆっくりと流れる。そして、岩と岩の間の剣のような水が、再び岩に砕け、深い水たまりをつくる。そしてまた、下流へと流れた。

急勾配の谷あいが幾重にも重なり、遥か向うの薄紫色した遠景が上空の白に溶け、眩しい陽光が辺り一面を覆い尽くす。
音もなく流れる水。
川底の砂が湧き水に揺れる。
時折、気泡がポコポコと水面で弾けた。

ゴツゴツした岩のジャングル。その所々に深くて蒼い宇宙がある。その宇宙にはアブラハヤやウグイが群れて、上からそっと覗くと真っ黒に固まって見えることがあった。素足で川に入ると魚たちが寄って来て、ツンツンと足をつっ突くのが分かったほどである。

こぬか漁の仕掛け

水の流れの強さによって、入れ物のカタチを変える。
(1) バケツような丈高のものは、比較的水の流れが緩やかな場合に。
   もちろん(2)でもよい。
(2) 逆に流れが早い場合は、川底を掘ってから浅い容れ物を埋めるとよい。
(3) 容れ物の底にエサを置く。餌は、味噌に酒を混ぜたものをフライパンで炒り、ぬかと 
   練り合せたもの。
(4) 容れ物の上部を麻布で蓋をし、一ケ所だけ3~4cm程度の穴を開けておく。
(5) 水が麻布を通して侵入しエサが溶けると、徐々に容れ物から出て、魚を誘う。

konuka.jpg

関連記事
スポンサーサイト

 | HOME |  »

プロフィール

natsumiryo

Author:natsumiryo
FC2ブログへようこそ!
夏海 漁の
悪ガキワールドへようこそ!

FC2カウンター

フリーエリア

フリーエリア

月別アーカイブ

フリーエリア

フリーエリア

翻訳できるよ!

ブログ内検索

Powered By FC2ブログ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。