昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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ややこしい帰省

2014.01.26 (Sun)

久しぶりの投稿である。年が明けてもう1ヶ月経つというのに、今頃なんだと言われそうだ。けれど、今回はちょっとややこしい問題で帰省した。

ゆき.jpg

相変わらず代わり映えのしない帰省、代わり映えのしない正月。年々年老いてゆく親たち。過疎化の進む旧国道沿いの商店街は、まるで死んだように鎮まり返っていた。

若者はどんどん都会へ出て、老人世帯だけが残り、とうとうボクの両親が、この町の最長老になったという。が、とりあえず大きな病気もなく、ホッとさせる。既に力仕事ができなくなったオヤジに代わっての、大掃除と餅つきがボクの役割である。

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今回の帰省は大掃除や餅つきだけではなく、3年前にやっと終わった墓地の移転に次ぐ、ややこしい話しなのだ。

約40年前、山陰から朝来市へ引っ越す時に残したままの農地を、そろそろ処分するためである。まあ40年間放置したままなので、田や畑は荒れ果て、雑草や灌木で覆われ、殆ど資産価値のない土地である。しかし、それでも固定資産税を払い続けなければならない、いわば“お荷物”なのだ。

元々は800坪ほどあった。その内、100坪は既に人手に渡っていて、焼肉店が店を構えている。それはともかくとして、問題は、残る700坪の内の300坪である。

山陰から引っ越す時に、村の、ある友人を仲介にして、温泉町の旅館のオーナーに売っていたことが、今回分かった。ところが、代金は受け取ったものの、売買契約はおろか名義変更の手続きが終わらない内に、オーナーは他界、更に仲介に入った村の友人も、その数年後に病死した。

しかし、それより問題をややこしくしたのは、旅館が不景気の最中に倒産し、店を閉じたことであった。後を継ぐ筈だった息子は、土地を買ったことを親から聞いておらず、温泉町を離れ、他県へ移住してしまった。

オヤジは、売った時の領収書をオーナーに渡したというが、聞けば、息子の返答も要領を得ず、領収書の存在すら掴めていない。35年前のことである。つまり、仲介人も当のオーナーも亡く、売買の顛末を知る人もなく、売買契約もされないまま、固定資産税をずっと払い続けている。

kaki.jpg
河原にあった富有柿

個人の不動産売買の時候は、既に成立している。というより、元々売買契約がされていないので、法律上ではオーナーに渡っていないのと同様で、この土地をオヤジがどう処分しようが、罪に問われることは決してない。

しかし、律儀な親父は人道に反することはしたくないと思ったのかも知れないし、正直この手の手続きは面倒だ。特に年寄りにとっては。だから何十年も放っておいたのだろう。
まだある。
敷地内には焼肉店の駐車場として貸している、50坪ほど区画がある。が、そこの店主は実にケチで狡いときている。年寄りで人のいいオヤジの足下を見て、使用料を振り込まなかったりと、どうやら“ある時払い”を決め込んでいるらしい。

ここまでくると確かに面倒臭い。いっそずっと放っておこうかと、真剣に考えたくらいだ。ところが、仮にオヤジがオフクロより先に逝ってしまったとしたら、余計に面倒なことが分かった。

オヤジの預金口座の解約と、振込をオフクロの口座に変更する手続きである。亡くなった人の口座の解約を、オフクロがすれば比較的簡単であるが、現住所の違うボクが替わりにするとなれば、本籍まで遡って戸籍謄本を取らなければならない。

つまりだ、親子である証明を、口座解約時にする必要があるのだ。

数年前、村の知人から土地を譲って欲しいとの話しがあった。今思えば、その時すべて譲っておけば、面倒にならなくて済んだものを、例の旅館の亡きオーナーに義理立てして、先延ばしにしたものだ。

本当にややこしい“お荷物”である。
面倒この上ないけど、もしオヤジが亡くなったとしたら、それこそもっともっとややこしいことになる。やれやれだ。


番外編(交通事故に遇った鹿の角)
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