昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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羊羹林(ようかんばやし)とキツネの嫁入り

2007.03.01 (Thu)

晴れた日に、どういう訳か雨が降ることがある。また、雨が降っているのに突然晴れたりすると、「キツネの嫁入り」などと言われる。特に珍しくもない誰でも見たことはあるだろう、極ありふれた自然現象のことだ。

その「キツネの嫁入り」にまつわる話しは数多くあった。いずれもボクが小さい頃の話しだから、曖昧で記憶に殆ど自信がない。その中で面白い話しがあった。たとえば、夜の山に狐火が乱舞している様子が、人間でいう婚礼の提灯行列に見えるが、実はキツネが化かしているのだとか言ったり、キツネが嫁入りを人間に見せないために雨を降らせているとか、キツネの嫁の涙だとか。他にも、人間が嫁入りを見てしまうと災いが起こるなど、不気味な言い伝えもあった。

「人を化かす」動物はキツネに限ったものではない。そういう意味で言うと、あのひょうきんなタヌキだって劣ってはいないだろう。
ところで、野生のタヌキを一度だけ見たことがある。と言っても、生きている姿ではなく、近所でタヌキ汁をご馳走になった時だ。ご馳走になる前に、ぐったりした黒い塊をチラッと目にしただけで、それまでは、我が村にタヌキが住んでいること自体知らなかった。

タヌキが木の葉を頭に乗せ、ドロンと消えたり、木の葉をお金に変えたりする話しは、古きよき時代の郷愁さえ感ずる。
「タヌキおやじ」とか、「キツネとタヌキの化かし合い」などと、人を騙したり、腹黒く良からぬことを考える人間のことを、キツネやタヌキにたとえて、比喩されることでも知られているように、何かとこの動物たちは、昔から人間と深い関わりをもっていると言えよう。

ところで、ボクの生れ育った村に「羊羹林(ようかんばやし)」というところがある。
「その林を通る時は気をつけろ!」
そんなことを小さい時、何度か聞いたことがあった。

我が家の向いの国道を挟んですぐのところに、高い山がある。段々畑の間の急勾配の道を上ると、畑の中ほどに墓場がある。道は、墓場で遮られる位置にあるので、どうしてもその墓を避けることはできないのだ。
10段あるかないかの段々畑なのに、行ったり来たり、いわゆるスイッチバック式のように上り、間もなく深い森に入る。老木の多い森の中は、陽の光が遮られているため雑草が伸びない。

山道を1時間ほど上ると、なだらかな丘陵になる。稜線沿いの細い道は、森から林、林から急に明るく開けたりだらだらと続く。杉林の中に腰高のドクダミ(薬草)が密生し、春になれば驚くほどのゼンマイやワラビ、ウドやタラの芽、そして山苺の花が咲き乱れた。

そんな道を歩いている内に、あの「羊羹林」に差しかかる。足元には牛のフンが点々と落ちていた。母の実家は、牛のフンが点々とする「羊羹林」を抜けたところの部落にあった。もっとも、そこへ行くには5キロ離れた温泉町を経由する、安全なコースがあるが、「羊羹林」のルートの3培以上はかかるので、もっぱらこの危ないルートを使っていたのだ。

その「羊羹林」が何故そう呼ばれたのか。
ここからが笑ってしまうほどの、実に幼稚で罪のない話しだ。
―――昔々、ある村の老人が「羊羹林」を歩いていたら、ひょっこりと、それはまあ美しい女性が現れた。『これこれ娘さん、ここは獣が出るから早々に帰りなさい・・・』と老人が言うと、『ダンナさんご親切に・・・。それより美味しい羊羹はいかが・・・』と言って、竹皮に包まれた羊羹を頂いたそうな。老人は喜んだ。そして、家へ帰って早速食べようと包みを開けると、竹皮から出てきたのは、なんと牛のフンであったと。―――

牛のフンは確かにあの林に落ちていた。キツネがタヌキか知らないが、木の葉をお金に変える要領で、牛のフンを人様に食わせようとしあがる。と、怒ってみても後の祭りである。
「カチカチ山」、「タヌキの歌合戦」。そして「捕らぬタヌキの皮算用」。諺にしても物語りにしても、健康的で何となく郷愁を誘い、のどかな田園風景を連想してしまうが、それに比べて人間社会の、何と醜いことだ。

kowaihayasi.jpg

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コメント

ぼくはMacがわからない。お互いに相手のマシンをわからずに、相手のマシンの操作について考える。おもしろいことを、やっているもんです。

Winで「右クリック」は、だいたいがですよ、全部の選択肢が表示される…と、こんなことじゃないかなあ。

たとえば、ある選択をする場合、右クリックすると、「はい」「いいえ」「**」そして「プロパティ」などが表示されるわけです。ここから、なにかを選んで左クリックで決定する。

ところが、最初っから「左クリック」すると、「はい」を選択したことになる。

こんな感じです。

はい・いいえ、以外にあるのは、その設問の設定を変えたり云々ということや、プロパティもま、同じようなことかな。

ただね、上のようなことが比較的多いようですが、これだけとも違う場合も、たくさんあります。

いま、IMEで右クリックと左クリックをやってみたんだけど、右でも左でも選択画面が出てくる。しかし、なにを選択するのかが違うレベルのものが出ているみたいです。

たとえば、文字種のところ(表示では「あ」)を「右クリック」すると、「ひらがな」「全角カタカナ」「半角カタカナ」「半角英数」「直接入力」などが出てくる。つまり、ここでは文字種を選択する画面がプルダウンされる。

ところが、「左クリック」すると、「言語バーの復元」「タスクバーの追加アイコン」「権語バンド位置の調整」「設定」の表示がでてきる。つまり、これらから選択しなさいということです。文字種選択のアイコンの表示にかんする選択のためのプルダウン、メニューが出てくるわけです。

ともあれWinでは、右クリックは選択画面が出てくるだけで、決定はしない。だから、ちょっと安心なわけです。ところが、左クリックは決定してしまうときがあります。

????????????

余計分からなくなってしまった。

ところで、今日はやたらカウンターが騒がしいようで。
と思って、さんきいちさんを覗いたら、ななななんと、俺より騒がしいようで。

右クリック、左クリック…とは、右クリックは選択表示が出てくる、左クイックはOK、みたいなことです。その詳細については、よくわからない。

請求書を提出するためにGGにうかがいました。Fさんに挨拶したとき、夏海さんのこともちょっと言いました。そうか、という感じで笑ってました。こんなことです。ぼくは思うんだけど、「日常」ってものはこんなもんでツマランものです。

夏海さんのブログには、日常のなかにある機微が書かれている。この機微がいいと思う。この機微が感じられないのなら、それはもう、若すぎる異星人です。

ちょっと、まいってます。もう、西の丸公園もオープンしているのかもしれない。狭い喫茶店で話すより、広い公園で、夏海さんととめどもない話しをしていたいなあ、と思っている。

それが出来るかどうかは、母の状態によります。もちろん、夏海さんの忙しさにも。

電話します。

いいですねえ、牛の糞の羊羹。狐や狸にだまされるのは、こういった罪のないイタズラの類みたいに思います。あいつらが、結構、かわいらしい連中だからでしょう。

ナベツネが嫌い、イチローが嫌いは、よくわかります。ナベツネは好き嫌いというより、あのような権力構造そのものへの反発があると思うのですが、イチローは個人として好きになれないなあ。わかる、わかる。

なんでかなあ~。

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