昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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川で覚えた創意工夫。

2007.06.01 (Fri)

家のすぐ下のほうに川があった。だから、川遊びは毎日の日課のようなものだった。魚釣りはもちろん、「ヤス漁」「サガリ漁」なども一般的な遊びだった。

その頃はまだまだ魚の量も豊富で、自分たちでいろいろな川の遊び方も開発できたし、道具も自分たちで工夫したものだ。釣り道具なら、竹に縫い糸、錘は使いきった絵の具のチューブの鉛を火に溶かして作った。それで十分釣れた。

ヤスは、太い鋼鉄製の針金を切って火に炙り、金槌で平たく延ばしてヤスリをかけ、先を尖らした後再び火で炙って水で冷した。いわゆる焼き入れを行っていたのである。把手につけるゴムは自転車の古いチューブで代用した。

水中眼鏡もつくったが、それは木箱の底にガラスをつけた「箱メガネ」で、水が入らないよう、目地はロウで固めた。それを水面に浮かべて水の中の様子を見るのである。

「こぬか漁」と言って、ヌカダンゴを使った面白いやり方があった。ブリキのタライを用意し、その底にエサを練りこんだヌカダンゴを数個入れておく。フタの部分は麻布で密封するが、その際一か所だけ穴をあけておく。それを川底に沈めて魚を待つ。川底に沈めるとヌカダンゴが溶け出し、麻布から撒き餌のように流れ出す。それに誘われて魚が寄って来るというものだ。箱メガネを使うとその様子がはっきり見えた。

父親に教えてもらったものに「サガリ」という罠があった。これは作るのに手間がかかった。まず、竹で細長い親籠を作る。その中にモドリという小さな籠を作って差し込む。これは魚が逃げられないようにするためである。

親籠の中には餌のミミズを入れた。それを川に仕掛けておくのだが、これがなかなか難しかった。魚が上流に向かうか下流に向かうかは、季節や狙う魚の生態によって違うからである。

場所を決めたら川原の石で流れをVの字形に堰止め、その先にサガリを仕掛ける。たいていの魚はもちろん、ウナギや鯰や大きな川蟹なども捕ることができた。

また、今では禁止されているが、山椒の実を麻袋に入れ、川の上流で踏むと山椒の汁が流れ出し、それにシビレた魚を一網打尽にするという、大胆な遊びも楽しかった。

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