昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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めだか捕り

2007.06.11 (Mon)

祭や縁日にある金魚すくいのようなセコイ遊びは、ボクたちはしなかった。というより、する必要がなかったのだ。
水面の鏡に青い空が映り、身を切るほどのせせらぎが緩む頃、川の中は、にわかに活気に満ちてくる。一体彼らはどこに身を潜めていたのかと思うほど、動く立体カラー図鑑になるのである。

そこにはタガメやゲンゴロウ、カワゲラ、アメンボ、ミズスマシ、ミズムシ、ヤゴ、ガムシ、ミズカマキリなどの昆虫がいて、おたまじゃくしやカエル、そして、タニシ、サワガニ、モクズガニがいる。
川の主人公でもあるアブラハヤ、ウグイ、オイカワ、ハヤ、フナ、鯉、カジカ、ドンコ、アユ、メダカ、アマゴ、イワナ、ニジマス、ヤマメ、ナマズ、ウナギ、ドジョウなど、多くの生物が共存していた。

もっとも、いくら動く立体カラー図鑑と言えども、年がら年中いるわけではないし、場所や水質、流れの速さや水温、そして季節で生息する種類が違った。

ボクの家の裏に清水の湧き出る池があって、そこから落差10mほど下の川に流れ落ちていた。その崖には野生の水菜が群生していて、時々我が家の食卓に上った。水菜はさておき、崖の下にちょうど1畳分くらいの窪みがあって、真っ黒になるくらい稚魚たちが固まっていることがあった。

崖の上の水菜の隙間から見えるそれは、巨大な黒いアメーバーみたいに、常にカタチを変え、無気味に身を捩った。それを見るとボクは、居ても立ってもいられなくなった。すぐに家に帰り、手拭いを手にしてそっと後ろ側から回り込んだ。

めだか捕り

魚の稚魚は、ごく浅い所にいる。ボクたちは「めだか捕り」と言っていたが、そうではなくハヤとかウグイなど川魚の稚魚であった。その稚魚たちは集団行動をとる習性があるので、手拭いを浸けて待ち構えていると集まってくる。そこを一網打尽にした。

medakatori.jpg

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