昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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どんどろき。

2007.07.03 (Tue)

何と言っても「どんどろき」と「ダルタマ(赤いダルマのこと)」が嫌いであった。「ダルタマ」が嫌いなのは、怒ったように目を剥き、赤い姿をしていたからだと思う。だから「ダルタマ」が嫌いというより、「赤」が「怒っている」に繋がっていたのかも知れない。(“ダルタマの呪い”06.12.15アップ)

それと赤い血が嫌いであった。そのことを今まで憶い出すことはなかったが、つい最近行った定期検診で、採血用の針を差し込むのに失敗して、血が出てしまい、否応無しにそのことが蘇ったからだ。

そもそも赤い血が好きな人など、まずいないだろうし、赤い血は「怪我」とか「痛さ」を、すぐに連想するからだと思っていたが、そうではないことに気付いた。それは「赤い色」だった。イモリの腹とか猿のケツ、鶏の鶏冠(とさか)、マムシの模様を見ると逃げ出していたのだ。

「ダルタマ」のことはさておき、「どんどろき」も特別嫌いであった。「どんどろき」は「雷」のことである。何故そう呼ぶのか、その語源を聞くと、どうやら(ドンと落ちて驚く)からという説がもっともらしかった。もちろんボクの生まれた田舎の言葉である。

「ダルタマババア」の苛めと祖父によって変わるまで、ボクは、恐がりで泣き虫の弱くて情けない男の子であった。
それを知っていて、野良に出る母親の後ろで、隠れるように連れられて行くと、例の「ダルタマババア」がそっと言うのであった。
「漁ちゃん、どんどろきが落ちるで。恐いな~。ガラガラッとな」とか、「漁ちゃん落ちたで、ドーン」と。
ボクは母親にしがみついて泣いた。

あまり逃げ回るものだから、余計「ダルタマババア」はエスカレートした。
「ほれーほれー」と言って、母親の回りをグルグル回るボクを追いかけまわした。

あることがきっかけで「男の子」に目覚めたボクは、その後「ダルタマババア」を「ババア」と悪態をつくほどになった。「ダルタマババア」は二度と、ボクを苛めることはなくなった。

後年「イジメ」という言葉を頻繁に聞くようになって、思い出したのだが、「イジメ」の心理というのは、昔も今も変わらない。弱さというコンプレックスが、自分より弱い人間にのみ向けられる、そのことである。

raijin.jpg

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コメント

書き込み&お誘い、ありがとう。

そう、毎日、病院通い。ったく! ま、怒ってもしかたないことだけど。さらにです、来月の終わりには、また別の入院が決まっています。あっちの病院、こっちの病院と、たいへんですよ。

病気って、そんなものかもしれませんが、ひとつ何か重大なものが悪くなると(母の場合は心臓だった)、それと直接関係なくっても全身のさまざまな部分が極端に悪くなる。たとえば目とか、脚だとかです(脚の場合は、循環器の病気なので同根といえば同根ですが)。

目の場合は心臓手術後、ガタッと見えなくなったらしい(で、目の手術した)。脚力もぼくが見ててもわかるくらい、心臓手術後ガクッと歩けなくなった。

ほぼ半年(冬の間)ほとんど外出してないし、12月から1月にかけての約1ヶ月はベッドに縛り付けられていて、脚を使わないという意味では宇宙飛行士みたいな生活をしてたんだから、ぼくは脚の筋力の衰えだと思ってた。だけど検査の結果は閉塞性動脈硬化とかいうもので、脚の細胞が酸欠を起こすことからくる歩行困難だそうです。

とまあ、そんなわけで、ぼくまで「あちこちの筋肉がズキズキ」にはなれそうにありません。でも、ありがとうございます。

病院の喫煙所で一服してください。

先日、気弱になったオヤジから電話がありました。
80を過ぎ、身体のあちこちにガタがきて、
利き腕で食事ができなくなり、俺もなかなか帰ることができないので、
心細くなったんでしょう。

人間、気弱になったら先が長くないと誰かに言われましたが、
分かる気もします。

本当は、度々実家に帰ってでも、親の顔をみることは必要でしょう。
でも、なかなか上手くいかないのが現実。
親と一緒に暮らすことが、どれだけいいかも分かっています。

長い間、さんきいちさんは大変だったと思います。
あとどれくらい続くのか、と考えてもね。
しかし、俺は少し羨ましい気がするのです。
一緒にいられたらどれほどいいか、と。

気休めを言っても仕方がない。
命あるものは、いつかは終わる。僕自身もそうです。

疲れて、へとへとになって、それでも親子であることは
紛れもない事実です。
母上の前ではできるだけ笑って、話し掛けてください。
そして、病院の喫煙所で一服してください。

ありがとう。

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