昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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サガリ漁

2007.07.16 (Mon)

お盆前になると村じゅうの墓を総がかりで掃除が行われた。これは毎年の行事である。それは、仏を迎えることが大きな理由であったが、同時に都会で働いている家族や親戚を迎えるためでもあった。

お盆になると家族全員で線香とたくさんの花を抱え、また、村じゅうの墓参りをして廻るのだ。ボクはウキウキしてそれを手伝った。だが墓参りが好きで手伝ったのではない。決められた行事が終われば、後は堂々と遊べるからである。

これは年の暮れにする正月の準備と同様、お盆の3日間は宿題や家の手伝いのことは一切触れなくていいし、それより家族で川遊びができるからでもあった。中でも、父親が中心になってする「サガリ漁」や「火振り漁」の思い出は多い。

この「サガリ漁」は、盆に限らず年中していたが、特に盆には家族ぐるみで大掛かりにやった。あらかじめ造っておいた仕掛け場に、その日の夕方サガリを仕掛け、あくる朝早く仕掛けを引き上げる。ハヤ、アブラハヤ、ウグイ、ナマズ、ドジョウ・・・。時にはウナギも入っていた。

カニの中でハサミの所に真っ黒い毛が生えて、大人の両手ほどある大きな「モクズガニ」が捕れた時は最高であった。モクズガニは味噌汁の中に入れて煮たが、甲羅を剥がすと真っ赤な卵の塊があり、後に食した数多くの、どのカニより美味であった。

サガリの仕掛け作り

(1) 1cm幅くらいで竹を割り、更に薄く裂いていく。
(2) 割った竹を膝の上に乗せ、ナタを固定して竹の方をスライドさせて削る。
(3) 骨を放射状に組み、底の部分から、渦巻き状に編んでいく。
(4) 交互に差し込みながら編む。
(5) 継ぎ足しは骨の裏で重ねる。
(6) 上部の輪は、親篭の太さが決まった段階で作り、凧糸で止める。
(7) 親篭の大きさに合わせて輪を作りる。(凧糸でしばる)
(8) (3)で作った親篭の上部を同じ長さに切り揃え、(6)の輪に掛け、
   凧糸でしっかりしばる。
(9) (8)で折り返した骨を凧糸でしばる時、絵のように骨と骨の間でクロスさせる。
   (骨と骨の隙間を一定にするため)

(10)臭いに誘われてサガリに入ってくる。
(11)サガリの「親篭」中には、ミミズなどの臭いのあるものを入れる。
(12)一旦入ると「モドリ」が邪魔をして出られない。
(13)「モドリ」を取り外し、エモノを出す。
   ハヤ、アブラハヤ、ウナギ、ナマズ、モクズガニなどが捕れた。

sagari.jpg

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