昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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ドングリのソフトクッキー

2008.11.03 (Mon)

どんぐりクッキー.jpg

この季節になると、ソワソワしてどうにも落ち着かない。秋の澄み切った空と、色づきかけた山々。そんな風景を見ていると、何か誘われているような気さえする。

というわけで、先日、久しぶりに「何とか狩」なるものをやってきた。
「何とか狩」、つまりこの季節の代表といえば「みかん狩」である。阿倍野橋から約30分、「上の太子観光みかん園」というところである。

駅前からは無料送迎バスがピストン輸送されている。駅から10分ほど。南向きの急斜面に色鮮やかなそれが鈴生りだった。が、園では、今年はどうやら不作だという。

みかん園に入るなり、ひっきりなしに響く園内放送。『当園は食べ放題ですが、取り放題ではありません。余分なものは取らないでください。また、お帰りの際にはチェックさせていただきます』と。

いやはや世知辛いことだ。
とはいえ、みかん好きの小生、そんな放送など気にしているヒマはない。ヨメとふたりで急斜面を汗しながら必死に頂上まで上る。一歩間違えば大けが間違いなしの斜面に、熟れ熟れのみかんが誘う。急な脇道のそこここに『当園でけがをされても、一切帰任を負いません』の立て札。

そんな立て札もおかまいなしに、甘い果実を次から次に。腹に詰め込む。しかし、だからといってそうそう食べれるものではないのだ。いくら頑張ってもせいぜい15個が限度。で、ヨメがひとこと。「スーパーで6個入り300円。ということは、入園料800円は高くない?」と。

なるほど、主婦の目は厳しいものだ。

みかん園の頂上のちょっとした公園には、何故かアスレチックや迷路があった。さつま芋掘りもできる。ひと株300円也。商魂逞しいというべきか、別に悪くはないしどこにでもあることだけど、何となく苦笑せずにはいられない。

温暖な斜面なのか、ここではまだ紅葉は殆ど始まっていなかった。
だだっ広い公園内を腹ごなしに歩いていたら、ドングリの実がたくさん落ちていた。「ドングリのおやつ、子どもの頃によく食べていた」という話しをすると、ヨメは目の色変えて拾いだした。

子どもの頃は、ハイカラな調理法がなかったので、採ってきたドングリの皮を剥き、1週間程度水にさらして灰汁を取った。重層か炭酸かを使ったかもしれないが、よく憶えていない。

ドングリも蓮の実も、たぶん同じだったと思うが、灰汁を取った後、フライパンでただ煎る。それだけで十分おやつになった。カリカリと噛むと、口の中で芳ばしい香りがして、落花生を食べているようであった。

問題は、灰汁をどう取るかであった。
で、すぐに食べるには最初から炊いて早く灰汁を出すしかないと思い、
①まず皮を剥いてから、鍋で炊いた。(今回は、マテバシイを使った)

②すぐに茶色いドブのような汁が出た。
③その汁を捨て、更にお湯を足す。それを何十回か(今回は20回程度だったと思う)繰り返す。
④実が柔らかくなれば、薄皮も自然に剥けるので、水につけたまま取り除く。

⑤ある程度灰汁が抜けたら、そのまま一昼夜水にさらす。
⑥その後、何度か水をかえる内に灰汁色が薄くなる。
⑦試食してみて、渋味が取れていれば灰汁抜き終わり。

⑧皮と汚れをきれいに取り除き、
⑨もう一度火を通し、裏ごしにする。(写真下段右)
⑩裏ごししたドングリを、十分冷ます。

⑪裏ごししたドングリ(3)に対して、小麦粉(2)の割合。
⑫更に、ベーキングパウダー、牛乳、卵、砂糖、バターを適量。
 (今回はソフトクッキーにするためベーキングパウダーを使った)
⑬⑪と⑫をムラなく混ぜ、そこに黒ごまを足して混ぜる。
⑭フライパンに油少々浸し、中火で6~7分焼く。(写真下段左)

見栄えはしないけど、そば粉のような芳ばしさと素朴な味、これがたまらない。甘みが強ければ、独特な芳ばしさの邪魔になるので、控え目な方がいい。また、これに砕いた落花生やクルミなど、お好みに合わせて入れてもいい。
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コメント

どんぐり!

ただいま出張先のホテルで休憩かねて、
ネットサーフィンをしています。
(仕事に集中しなければならないんですが。)

どんぐりのクッキー、素朴な味がして
おいしそうですね。

小さい頃、我が家の近くにはどんぐりが大量に取れる公園があって、
とりたい放題だったんですが、親からは
「どんぐり食べるとドモリになるよ」と脅されていたので、
ただ取ってそれをなげて戦争ごっこをするだけで終わっていたんですが・・・。

ドモリになるのは迷信とのことで、今思えばおしいことをしました。
あー、残念!

No title

こんばんは
これだけの手間と、時間をかけて出来上がった、ドングリのクッキーの味やいかに?
椎の実は食べたことがありますが、私もドングリは食べたことがありません。。。
今度、時間があったら作って見ますね。

ねずみさんへ

お仕事、お疲れさまです。

「どんぐり食べるとドモリになる」というのは初めて聞きますね。でも、面白い。
私の小さい頃、近所に「迷信の天才婆さん」がいましたけど、そういうの聞いたことないです。

ドングリのクッキー、これはおすすめです。
ひょっとして、町おこしなんかにイケルかもしれません。
地方に行くと、お焼きとか栃餅なんかあるでしょう?
ああいうの、素朴な味がしていいじゃないですか?

ほのぼのさんへ

こんにちは。

手間ひまはかかります、結構。
灰汁抜きもさること、一番厄介なのは皮剥きですね。
この間は、30cmくらいのボールに山盛り剥くのにマメができてしまいました。

直接爪で剥くと、爪の間に刺さるので、20~30分水でふやかして、ラジオペンチで軽く潰すと、パキッと割れて剥きやすいですよ。

味は、気に入りました。
また、今度の休みに服部緑地でも行って、拾ってこようと思います。

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