昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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ションベンが凍る。

2009.01.29 (Thu)

syonben.jpg

以前読んだ椎名誠の紀行小説に、面白い話しがあった。何でも、シベリア辺りのツンドラ地帯では、冬、氷点下40度以下になることはザラにあるようで、そんな時、疾走する馬には雲がまとっているというのだ。

雲と言っても空の上に浮かぶ雲でもないし、天から舞い降りたペガサスでもない。要するに汗である。疾走する馬の身体から汗が噴き出し、ダイアモンドダストのように、瞬時に氷粒になるのだ。つまり、走っている間は常に汗が噴き出すから、雲をまとっているように見えるというわけだ。

水が氷になっていくメカニズムについては、よく分からない。真水と塩水では違うだろうし、汗や不純物が混じっていても、それなりに状況が変わる。普通、0度を境にして、氷点下になれば凍ると思われているが、決してそう単純なものではないらしい。

毎回話しているが、ボクの田舎は山陰の豪雪地帯である。が、だからといって、雲をまとうほど寒くはならない。記憶では、氷点下10度を下回ったことはなかったと思うし、あとは北海道で氷点下18度を経験したくらいである。

氷点下40度は想像できない。それこそ、どこかの石油会社のテレビコマーシャルで、バナナで五寸釘が打てますとか、バラの花が粉々に砕ける、あの状態かも知れない。

笑われそうだが、きっと、雪原で立ちションベンすれば、体外に出た瞬間にツララになってしまうだろう。切れの悪い人なら、先っちょが凍傷になる可能性だってある。

もちろんボクの田舎では、そんなことは一度もなかったが、ある大人は、どこからそんなネタを仕入れのか、吹雪の日に連れションしていたら、雪の上に何本もの氷柱ができたのだそうだ。

その氷柱たるや、ほうき型、釘型、うなぎ型と、様々な形で雪原に突き刺さっていたという。しかし、そのどれもがきれいに放物線を描いていたらしい。チャンチャン。

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コメント

No title

こんばんは♪
何を、お下品なことをおっしゃっているんですかね。
ほんとうに、あったんですか?

No title

こんばんは、ほのぼのさん。

椎名誠の話しは、ホント。
後の話しもホントですが、しょうもないこと言いの大人が、私の周りに大勢いて、ウソばっかりつくんです。
まあ、子どもでしたから、本気にしていたんですがね。

説話発祥とは

雪国の長い「閉ざされた空間」を如何に楽しく時間をつぶすか、といえばエッチな話でもしていなければ時間が持たない。
意味は判らなくても年上の中に混ざり話に加わる事で仲間意識が濃くなっていくのでしょう。そして「大人」の仲間入りに。
ある意味で「悪の部分」こそが、共同体を維持していく大切な根拠と言う事でしょう。
「清潔」はダメでしょう。建て前では組織は動かないのと同じことです。
<その氷柱たるや、ほうき型、釘型、うなぎ型と、様々な形で雪原に突き刺さっていたという>と言う物語製作者の能力には頭が下がるのみです。
雪になるたびに話の内容が修正されたり、少しづつ加えられ、より面白くなっていくのでしょう。これが「説話」の発祥と同じで列島民族の豊かさを感じました。だからこそ「雪」を<雪害>とは近代的に理知的に判断せず、面白、可笑しさに転換していく生活の知恵を膨らましてきたのでしょう。
本当に、この形を描き出したストーリーテーラーは村の英雄だと思う。
最近になく気持ち落ち着く話をありがとう。

No title

少々野卑な問題ですが、大人の、ことにオッサンの中でのコミュニケーションは、この手の「野卑な」話しか「卑猥」な話しが早道だとされるのは、たぶん、昔も今も変わらない気がします。

家族がいる場では、そんなことはオクビにも出さないのでしょうが、特に「酒の場」とか、職業によっても、挨拶替わりに飛び交うところもあるようです。

卑猥であり野卑でもあるが、この手の想像力は、何も日本人ばかりではなさそうです。

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