昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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古郷今昔。

2009.05.30 (Sat)

「漁、リョー・・・・・」。
母が大声で呼ぶ。でも、返事はしない。
「漁、この唐変木(とうへんぼく)が!」と、祖父が憎々しげに叫ぶ。
でも、聞かんふり。
母親はここまで上ってこれない。じいさんだって同じこと。

「リョー、ええ加減にせんかい!」
やっとオヤジの声がした。
オヤジは、ボクのいるところなど百も承知だ。

一本の木なのに、2種類の実がなる柿の木。
そのずっと上。二階の屋根に飛び移れるほどの高さ。
そこに、ちょうど居心地のいい枝振りがあった。

「花ゴショウ(柿の種類)」の季節には、まだ隣の枝の
「コブ柿」は食べられない。
「花ゴショウ」が終わった頃に、やっと食べ頃を迎える。

じいさんのことなんかは眼中にないが、オヤジに逆らうと
後が面倒だ。だから、一応返事だけはする。
「草刈り忘れたら、ご飯抜きやぞ!」
そりゃマズい。

「勉強せんか!」とは決して言わない親たち。
でも、家の手伝いをさぼったら、必ず鉄槌が下る。
我が家の掟だ。

01-我が家.jpg
(今は無き古郷のロケーション)

写真は、2、3年前、墓参りをした時のもので、国道(手前の)から見る景色は、人家のない奥地の原生林ように見えますが、ボクが暮らしていた昭和40年代の終わり頃までは、この位置に我が家があり、田んぼや畑も手入れされていて、今とまったく違います。

手前は国道9号線。国道のすぐ横に「春来川」。我が家の裏の杉の木は、こんなに大きくなかったし、昔、田畑があった場所は、既に自然に飲み込まれています。裏山は雪のシーズン、ボクのゲレンデになります。柿の木の枝には、毎年、夏休みになるとブランコを作りました。

柿の木の下は三角形の裏庭があって、ぶどうの木が5~6本ありました。このぶどうの木はボクが中学の時に、虫の住処となり枯れてしまいました。庭の北に、年じゅう湧き水が出る小さな池がありました。

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コメント

No title

もう お家はないのですか!!
とうへんぼくの方言は今は使ってないですね。懐かしい言葉!!!
今は里はここの無いのですか??

No title

fumiko1177さんへ

この家は、もうここにありません。
国道が改修される時、ちょうど我が家の屋敷を通ることになり、移動しなければいけなくなったんです。

その頃、父も農業に見切りをつけたのでしょう。
この際、ということで引っ越ししたんです。


No title

こんばんは♪
写真だけだと、ちょっとわかりずらいけど、
9号線のところだったんですかぁ。
昔は湯谷と呼ばれていたっけ。。。

No title

ほのぼのさん、よくご存知で。
そうです。湯谷の一番上です。
写真の中の、大体、絵の位置に家がありました。
前は、屋敷を避けて道が湾曲してて、改修で真っすぐなったんです。

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