昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

戦争ごっこ

2006.09.24 (Sun)

 1960年。ボクの田舎にも徐々にテレビが普及し始めた。村で一番の資産家である本家(ほんや…村おさのこと)が、いち早くテレビを購れたということが一瞬にして村じゅうを駆け巡った。その日を境にして子供たちの行動パターンが変わっていったのである。

 申し合わせた訳ではなく、どこに散らばっていようと、その時間になると本家の庭に集結することが習慣になっていた。目当ての番組が始まると、縁側からドッとテレビの前に押し寄せた。
 家長がおもむろに画面の前に垂れていた幕を上げると拍手と歓声が巻き起った。文明の力の恐ろしさを強烈に感じた場面であった。

 小学校3年生の頃(60年代前半)が全盛期であった戦争ごっこも、その文明の力とやらに多少影響受けながらも、極めてノーテンキな山猿生活を送っていた。
 その頃、山猿としては戦争の本当の意味など考えられる筈はなく、テレビやマンガの中のヒーローに憧れて、侍や時にはガンマンになった。身勝手なルールを作り、色々な武器を作って持ち込み、田や畑を荒らして遊んでいたが、少なくとも戦争と言うものに疑念を抱いていた、大人たち戦争体験者を刺激していたことに、気付きもしなかった。

sensougokko.jpg

スポンサーサイト

<< 前の記事へ | HOME | 次の記事へ >>

コメント

創意工夫

夏海 漁様 こんにちは
落とし穴、弓、ちゃんばらの刀、つぶて、鉄砲・・・とナント豊かな武器を持った軍隊でしょうか。
こうしてみると彼の時代のベトコンはかくや・・・・と思うこと頻りであります。

沢山の創意工夫が遊びの場で生み出され、継承されていったのでしょうね。

戦争の体験は旧支那戦線から帰還した、複数の帝国陸軍の旧兵士から痛ましい虐殺の話を聞かされました。
子供心に戦争って出鱈目にえげつないと思いましたが、その当時のことですから、それで反戦の心が芽生えたわけではなくて、そういう話を聞いた子供は殆ど全員が、戦争の生々しさを、ただ単純に好奇心から、目を輝かせて聞いていたに過ぎません。
ただ、そういう話を聞いていたので、戦争の悲惨さはしっかりと心に焼きつき、自分の人生観を作る土台にはなっていると思います。

それにしても小生たちの子供時代は、そういうことに対しては、感度が相当鈍感だったようです。

残酷で猟奇なことがカッコイイと思っていたんですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

創意工夫。・・・・うう~ん。そういう高尚なものではありません、お恥ずかしい。
ぶちょうほうさんもご存知でしょうが、あの時代は何もなかったんです。都会へ行けば、それは、手に入るものもあったでしょうが、あるものと言えば、360°の自然と、家に常備してあった農具と大工道具くらい。飛行機を作るのでも、お菓子の箱が届くお盆と正月ですから、今ではとても考えられません。

伝承とか継承のようなものも確かにありました。ただ子どもの間にはまったく、そんな意識はありません。我々がそういう遊びをしなくなった頃には、もうお金で手に入れるようになりつつありましたからね。

戦争については思うことはあります。もちろん私は体験者ではありませんから、戦争について云々と言う資格はありませんが。
私は戦後の苦難な時代が終わった頃に生まれましたから、せいぜい父親から聞いた程度のことしか分かりません。(聞いただけのことならたくさんありますが)

父親は、広島の原爆投下の日に、爆心地から20キロのところで通信関係の仕事をしていたようです。20キロ離れていても、あのおぞましい状況は分かったそうです。もちろん被爆はしていませんが、仲間の多くが巻き添えをくい、亡くなったそうです。

憶えていませんが、あの子どもの頃にやった「戦争ごっこ」は、戦争体験世代の父たちとは全く関係なく、当時、テレビか何かを見たのがきっかけだったと思います。「ごっこ」遊びの多くは、チャンバラの映画やテレビドラマであったり、戦争ごっこは西部劇のようなものでした。

その時代、大人がどんな思いだったか知る由もないですが、二丁拳銃の早打ちやライフルで連射したり、人をバラバラと簡単に殺すそいつの顔が、無表情に涼し気だったり、今思えば、実に残酷で猟奇なことがカッコイイと思っていたんですね。

戦争は、絶対やってはいけない。
何も残らない。残るとしたら、「復讐心」や「怨嗟」「敗北感」・・・、他にまだまだあります。それも良いことはひとつもない。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL

 | HOME | 

プロフィール

natsumiryo

Author:natsumiryo
FC2ブログへようこそ!
夏海 漁の
悪ガキワールドへようこそ!

FC2カウンター

フリーエリア

フリーエリア

月別アーカイブ

フリーエリア

フリーエリア

翻訳できるよ!

ブログ内検索

Powered By FC2ブログ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。