昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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方言の話し(その4)

2010.01.30 (Sat)

方言は実に面白いと思う。
今回は一転してヨメの故郷・博多の方言に触れてみよう。

人によって、なかなか方言が抜けない人と、そうではない人があるようだが、どちらかと言えばヨメは前者の方で、その上、中途半端である。

長崎の佐世保で生まれ、父の転勤で博多へ、そして就職先の大阪を皮切りに、奈良、福山、再び博多、大阪と転々としたお陰で、普段の会話に入り交じって無国籍状態に陥っている。



sasebo.jpg

(ヨメの故郷・佐世保港。今でも度々軍艦が係留されている)



現在住んでいる大阪での日常の会話は、もちろん基本的には関西弁なのだが、その中に博多弁が混じり、時として忘れていた備後弁が出てきたりする。

そうかと思えば、両親との電話での会話はどっぷりと博多弁が堰を切ったように飛び出してくるが。
対してボクの場合、関西弁6割、標準語4割というところか。福山にいた3年間も備後弁を口にしたことがない。備後弁を嫌っていたのではなく、20年関西弁やってきて簡単に変われる筈がない、ただそれだけだが。

関西弁というのは、馴染みのない人にとってはケンカを売られているような印象を持つという。しかし、博多弁は丸くて刺がなく、暖かい印象がある。が、それより前々から気になっている問題がある。このことで毎回ヨメと険悪になる原因だから。

普通「大きい」という言葉は、形容詞的には大きさを表すが、博多では大きさの他に、太さ強さなどひっくるめて使われている。たとえば「大きい石」、「太い柱」、「強い人」を博多弁で言えば、「太か石ばい」、「太か柱ねー」、「太か人たい」とこうなってしまう。

当地ではごく当たり前に通じているのだが、初めて耳にすれば、「太か柱」はともかく、石は太くないだろうし、「太か人」に至っては肥満と言われたも同然であろう。

方言の問題ではないが、今ひとつ気になっている問題がある。言葉(多くは名詞)にはそれぞれ抑揚があって、モノや意味の違いを表現しているが、ヨメの郷では抑揚の文化がないそうだ。

抑揚、つまりイントネーションである。
たとえば「橋」「端」「箸」、または「柿」「牡蠣」「垣」の違いが良い例である。
イントネーション正しく言えば、「橋」は「→↗」と右上がりとなり、「端」は「→→」、「箸」は「→↘」とならないといけないが、どれも同じである。

こんな情景はまずないのだが、仮に「箸を持ったまま、橋の端まで来る」と博多の人が言えばどうなるかである。
つまらないことと言えばつまらないことなのだが、こういう言葉ひとつで度々言い争い、毎回、最後に言うのが「九州では、もともと抑揚の訓練(教育)がなか」である。
やれやれ。


前回の答
(1)めっきい → 暖かい
(2)おらぶ → 叫ぶ
(3)じなくそ → しんどい
(4)うんま → お菓子
(5)どぎちい → 酷い(どぎつい)
(6)みゃーだりー → エプロン
(7)きききき → 聞きながら
(8)はぶてる → 不満の意を表す
(9)つきゃー → ・・・ください
(10)へぇで → それで

(7)の「きききき」は「聞き聞き」と繰り返すことで、・・・ながらという一種の進行形になる。



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コメント

No title

わあ~~~
方言って 難しいね!!
又 色々 教えて

No title

fumikoさん、こんにちは。

方言って面白いですね。
方言は、使わないと忘れてしまいます。
山陰の方言、ボクは殆ど忘れています。使わなくなったから。
また、面白いのがあればアップします。

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