昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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30年振りの富田林

2010.06.13 (Sun)

iriguti.jpg


30数年振りの富田林。

町の表情はそれほど大きくは変わっていなかった。

駅前には「寺内町散策コース」と、ここにも「町興し」のお決まりの流れか。

奈良の「ならまち」を小規模にして、「町づくり」としてはまだ発展途上といった感じ。


sakunosuke.jpg
(織田作之助、縁の地)


富田林の寺内町そのものは古い。

関西経済の要として堺に継ぐ位置にあり、古くは「河内木綿」で栄えた。

町にはその当時を彷彿とさせる表情が溢れている。


wata.jpg
(河内木綿の原料、綿花)

PLland.jpg
(寺内町の空に、PLランドのモニュメントが見える)


しかし、文化財と指定された時点で難しい問題に迫られる。

日本では文化財の維持管理は困難を極める。

家主が一般人の場合が殆どであるし、

ライフスタイルが近代化したこの時代に、

不便極まる当時の生活が残せるものではない。

電柱が林立している。エアコンの室外機が風景の一部であったり、

サッシ、壁材、屋根、更にはアスファルト道は、

どうすることもできない。


tubamenosu.jpg
(吹き付け塗装の軒下にツバメの巣があった)


詳しくは知らないが、かつて橿原神宮近くの今井町「寺内町」で

聞いた話しは、文化財に指定されると自分で勝手に

改造できなくなるのだという。

しかも、維持費の一部は国から保証されるが、

あくまでも一部で、相当リスクを伴うらしい。

コンクリート中心の近代建築の中に、300年前の景色が混じる。

この地域は昔、河内木綿の他に造り酒屋や材木商があった。

石上露子の実家は、この町の有力者・杉田屋である。


onigawara.jpg
(庄屋の屋根で威厳を示す鬼瓦)


そういえば、それが理由かどうか、朽ち果てた廃屋を度々目にした。


kutitaie.jpg
(既に主を失った家)


寺内町を抜け石川沿いの道を「瀧谷不動明王」方面へ。

片道5キロ。


ki.jpg
(存在感ある木に目を奪われる)


途中、砂利道に足をとられながらゆっくりと歩を進める。

足下からの熱気と、照りつける太陽。熱い。

5キロなどは、いつも普通に歩いている距離だった。

「瀧谷不動明王まで、あと2.4キロ」の地点で、

靴ずれを起こしたヨメが立ち止まる。

道路の脇で靴下を脱ぎ、風に晒す。

「いっそ食事にするか!」

川に面した木陰を探して弁当を広げる。


tukimisou.jpg

(道端に咲いていた・・・、何の花やろ?)

食事の後、再挑戦したが、思いのほか靴ずれが進み、

あえなくリタイヤ。

それにしても、暑い一日だった。


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コメント

コメントありがとうございます。
病院ではPCのない生活でノートとボールペンという古いスタイルになりましたが、不都合がなかっただけでなく、こちらの方がいいや!という感じにもなりましたよ。

病院の朝―――ドアが開くときはおもしろいですよ。
内側では、喫煙をする入院患者の人たちが、院外でタバコを喫おうと待っている。外では、老人の人たちが外来診察のために待っている。いわばフラストレーションが最も高まっているときです。

で、7時、ドアが開けられると、お互いにノロノロとドアを通りぬける。
あとは診察受付のために並ぶたち、点滴をしながらパジャマ姿の人たちがタバコを喫ったりと、いつもの病院の日常がはじまるわけです。

30数年前にすれ違ってたかもしれませんね。
友達の下宿がこの中にあり
(既に主を失った家)みたいな家を3人共同で借りていた。
古くて暗くて不思議な世界だったな~~~
友達は広い天袋を寝室にしてたっけ。
奥さんともどもお疲れさまでした(^^)b

さんきいちさん、おはようございます。

ボクもいまだにアナログでやっていますよ。
キーボード打つ前に、手書きで殴り書きしています。

病院の朝の風景、ボクは経験ないけど、想像はできます。
点滴の装置を引きずってまで、吸いたいのですね。
面白い物語になりますよ、これは。

DAIKさん、おはようございます。

ひょっとしてすれ違っていたかも知れませんね。
ボクのアパートは恵我ノ荘にありましたから、
町の中に行くのは、たまにしかなかったですが。
久しぶりに行って、町がこじんまりしたような気がします。
記憶では、今より活気があったような。

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