昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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田舎のチビッ子ギャングたち。

2006.10.08 (Sun)

ボクらの地方では、どの家でも庭や家の周囲に果樹の一本や二本は植わっていた。主に、柿、グミ、山椒、梅、桃、カリンなどであった。もちろん神棚用の榊や、仏壇に備える花々も植えられていて、なんでも自前で賄った。とくに実のなる木々は、勝手な想像かもしれないが、いざというときの備えのように思えて仕方がない。そのわりには、存外手入れをするでもなく、毎年実がなるままにまかせていたようだ。

子供たちの格好の標的は柿であった。どれが渋柿で、どこどこの柿が一番甘いかも熟知していた。自分の家のものも、よその家のものも頓着せずにもいで食べた。手の届かない高さにある実は、竹竿を使って取った。竿の先を少し割り、棒を差し込んだ二又の間で枝をはさみ、それを回転させると枝ごと落ちてきた。ときには怒鳴られ追いかけられることもあったが、それはそれでスリルがあった。田舎では、お菓子を買い与えるという習慣があまりなかったから、それらはボクらのために用意されているもののようだった。おおらかな時代だったと言える。

でも、スイカの場合は少し違った。畑になった作物を盗むのだから、立派な犯罪行為であると言えた。それでもスイカ泥棒は、江戸時代からの伝統的で、しかも痛快な遊びだった。ボクらにはアドベンチャー的な色合いが強かった。盗んだスイカは川原で冷やし、持参した包丁で切り分けて皆で食べた。そのスイカ畑の持ち主の家の子が、その中に混じっていたこともあった。現行犯でつかまれば、懲らしめのために駐在所や学校につれていかれる可能性もあったから、つねに大胆かつ細心を旨とした。

kakinoki22.jpg

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コメント

ワルガキの面目躍如たるものがあるなあ。

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カリン《果樹苗》

新芽も出てきました。実がなるまでかなり時間がかかりそうです。・・カリン 別名:パパイヤ、カボチャ、万寿の果実、広西のカリン、ぼうっとしたトウガン、石瓜・[花][エクステリア]・目指せ ハーブガーデン・●雨がやんだら♪・言葉の力・(*´・ω・)ノ゛【。゜+土佐文旦
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