昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

落語「お化け屋敷」

2015.05.20 (Wed)

オレはお化けや幽霊が好きである。
好きであると言って、別にどこかで出会って、
それが気に入ってしまったというわけではない。
しかし、出会えるものであれば是非会ってみたい。

中学生の頃であったか、
同級生に新聞配達している男がいて、そいつが配達途中に
ルート沿いの池で見かけたと言った。

新聞配達は朝早い。3時とか4時、そんな時間だ。
普段オレは、その時間は夢の中である。
が、どうしても会ってみたくなって、嫌がる友人を説き伏せて
新聞配達に付き合うことになった。

夏休みが始まってすぐであった。
前日の夕方からパラパラと雨が降っていて、
絶好のコンディションである。

夜中の2時に待ち合わせ、池の見える場所でスタンバイ。
2時が3時になりとうとう彼は、仕事に出かけねばならず、
オレだけそこでねばることになった。

何となく薄ら寒い、そんな妙な気分であったが
何事もなく、とうとう東の空に薄日が射してきたとさ。


とりあえず落語で我慢するか・・・

kokon
落語「お化け屋敷」

・・・『あの家にはね、以前、30過ぎの夫婦が暮らしていたんですよ。夫が金貸しをしていてね、暮らしぶりは悪くなかった。でもね。ある日、旦那がポックリ亡くなってしまいましてね。残った女房は一人で金貸し続けました。女房は人格者でしてな、利息なしで金貸してくれるし、ある時払いの催促なしで無下に催促をしようとしない。だからますます繁盛したんですよ。でもね、昔から言うでしょ?『月に群雲、花に雨』って・・・』「はあ」『ある晩、あの家に泥棒が入りましてな。おかみさんが寝ているのをいいことに、金目の物を奪って逃げようとしたんですよ。で、おかみさんの横を通りかかる。あんおおかみさんは美人でな、長屋の連中がこぞって一緒になろうとしていたんだ。そんな美人の人だから、泥棒もつい気になってフラフラッと顔を覗き込んでしまったんですよ。そこでおかみさんが目を覚まして『ドロボー!!』。慌てた泥棒は『伊達には差さねえこの大だんびら。うぬがどてっ腹へ、お見舞い申すぞ』だなんて言って、本当におかみさんを刺し殺して逃げちまったんだよ。さあ、長屋は大騒ぎだ。泥棒を追いかけたが足の速い奴でねえ、あっという間に逃げ出しちまった。し方がないので、我々でおかみさんの葬式を出して、長屋をきれいにして「貸店」の札を張ったんですよ。ですがねえ・・・』「誰かが借りにきます。ですが、四日を過ぎると決まってみんな逃げ出してしまうんですよ。話しを聞くと、一日・二日目はなんでもないらしいんです。ですが、三日目・・・」「三日目?」『三日目の晩、草木も眠る丑三つ時、独りでに仏前の鈴がチーン、縁側の障子がツツーと開いて、髪をおどろに振り乱した女が現れます。その女が、ゲタゲタゲタゲタっと笑うんですよ。で、冷たい手で顔をサッ』・・・




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