昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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30年振りの奈良・今井町

2015.07.20 (Mon)

1年ほど前からスケッチに目覚めたヨメのたっての希望で、

約30年前に行った、橿原神宮の今井町に。

当時、町の文化財としての保存はしていなかった。

崩れかけた神社や現代と過去が複雑に入り交じり

道が狭く、一度迷ったら出てこられなくなるほどだった。

だが絵としては、別の意味で魅力たっぷりだったと思う。

そんな印象が強く、今回も期待していたが、

随分変わってしまった。

町はものすごくきれいになって、

どこかよそよそしい雰囲気があり、しかも人の臭いが薄いのだ。

P1090413

町家を保存するというのは難しい。

特に文化財ともなれば、自分で勝手に改修できないし

自分の意思と関係なく、快適な筈の生活ができなくなる。

アルミサッシは不可。エアコン設置にも許可が要る。

洗濯物が見えない位置に干さねばならない。

保存地区になれば、そんな「縛り」ができる。

30年前に、ふと寄った醬油屋さんがあった。

町家の殆どがそうであるように、間口が狭く奥行きがある。

一歩入れば奥からすーっと涼しい風が。

P1090415

P1090416
(「となりの人間国宝」のステッカーが貼ってある)

この町の人たちのことは知らないが、

全員が足並み揃えて同じ方向へ進むとは限らない。

特に、古くから住んでいる人にとっては

長年暮らしてきた生活サイクルを崩されるかも知れないわけで、

でも、文化財ともなれば維持費用が少しは助かる。

生活やそこにある文化は自分たちのものであるが、

そこへ来る人のためでもあるという矛盾を抱えながら

住まなければいけない。

P1090424
(中には取り残された風景もある)


幹線道路沿いに観光案内所がある。

古民家風に建てられた立派な建物だ。

だが、その中の職員は積極的に活動するわけでもなく

そこにある郷土資料もただ置いてあるだけ。

何の説明もなくだ。

一組の老夫婦が、食事のできるお店を訊いていた。

小さな町家内にたった5、6件のお店。

そのお店を紹介するのに、そんな手間も時間も

必要ないのに、「そこのパンフレットをみてください」と。

これだけでも、この町は、これ以上望めないと思えた。

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