昔遊びと悪ガキ

キラキラとした別世界。・・・今考えると、これほど外の世界が魅力的に感じた時代はなかった。

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64「ロクヨン」

2016.06.18 (Sat)

改めて言うことはないが、「64」は「ロクヨン」と言う。
映画(前編・後編)を観終えた今、思うに、やはり原作がいいと思う。もちろん映画も良かった。実力派揃いのキャストで厚みのある作品であったことは言うまでもない。しかし、原作を映像にすると、どうしても違いが出てくる。当然だけど。

postar

原作では主人公の三上(警察の報道官)が、刑事課とマスコミとの狭間で苦悶する部分が、延々と綴られている。が、映像では説明する必要はない。それだけに、三上たちの苦悶する心の中をどれだけ伝えられるかが、役者の演技力にかかってくるのだ。

yakusya

原作がある映画を観ていつも思うのだが、映画化するとどうしても割愛する場面が多くなってしまう。2時間半(今回は前編・後編の約5時間だが)で完結しなくてはならないのだから仕方がないが。やはりボクは原作の方がいいと思う。

と言うのは、文字を追っていくと自然に、場面場面を頭の中で描き(空想)、登場する人物の心の中の動きを、鏡のように見てしまう。そこが面白いのだろう。場面も心の中も読者それぞれ違ったものになる。そこを想像してみるのもまた楽しいものだ。

gennsaku

「64」は、昭和64年のことだが、昭和64年は同時に平成元年でもある。そしてこの原作は、実は実際にあった事件をモデルにしているといわれる。

原作者・横山秀夫氏は地方新聞の記者であった。昭和62年、幼児誘拐殺人事件が起きた。身代金誘拐である。しかしこの事件で身代金は見事に奪われ、直後に幼児の死体が上がった。初動捜査のミスと逆探知のチャンスを逃すというお粗末な事例であった。

「64」は、当時、記者として事件を追っていた横山氏の、ある意味、汚点でもあったのだろうか。昭和62年に起こった、あの未解決事件を忘れてはならないとの思いで、元号が変わる64年(平成元年)をタイトルに用いたのだろう。

ken


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